一点もの
口径約6.5cm 高さ約3.5cm
赤絵と青呉須、緑の三色で描かれた蓬莱山の図
薄手で口当たりの良いぐい呑です。
ぐるりと一周ご覧ください。
気負わずに軽快な筆使いがさすがです。
時代の雰囲気を纏わせるよう
あえて完全に陶石の中の鉄分を取り除かず
釉薬もやや青みがかった透明釉が
掛けられています。
また型押し成形で造られた凹凸により
厚みの違いによってできる光の濃淡も
見られます。
外側が細かく描き込まれているので
内側はあえて花をポンと置いただけ・・
*共箱等はございません。
全体的に薄造りで指先に軽やかなので
良い気分にさせてくれそうですね。
蓬莱山は、不老不死の仙人が住むと言われている伝説の山で
病を退けるおめでたい図柄として古くから好まれています。
海上に浮かぶ山なので、実は蜃気楼なのかも・・という説も。
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橋本薫
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『悠々工芸ブログ』でも、このうつわを使って記事を書いています。
記載してある大きさは、目安です。1点ずつの手仕事なので形状、色合い、風合いなど、多少の違いがあります。ご購入の前に、こちらをお読み下さい。
作家ものの焼物について
九谷の磁土は焼成によって黒い点(土の中の微量の鉄分)があらわれます。
焼きものの特性として、ご理解ください。