荷葉とは蓮の葉のことで、蓮の葉のかたちに見立てた見込みには
優雅に遊ぶ魚と、そのまわりに揺れる水草が描かれています。
2.5cm位の深さのある小さめの向付、小付です。
裏には「曽宇」の書き銘
外側側面の前後2カ所にも、水面に浮かぶ蓮の葉が
美術館などには、古赤絵の銘品も残っている
古典的な図柄です。
魚文は、中国語で「魚」を「ヨ」と発音するところから
「余」=「余裕」を連想させ「富」や「豊かさ」を、
藻は「魚が隠れる場所」=安全な家を表す、とされています。
小さななかに描かれた世界観、幸福感がうかがえます。
魚や草花の位置、発色また枝振りなどは、ひとつずつみな違います。
特に、染付の部分は、個々に濃淡の違いがございます。
焼きものの特性として、ご理解ください。
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橋本薫
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記載してある大きさは、目安です。1点ずつの手仕事なので形状、色合い、風合いなど、多少の違いがあります。ご購入の前に、こちらをお読み下さい。
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